第13弾となる【どんな仕事やねん!?】。今回は現場経験が無ければあまり聞きなれないかも知れない『コンクリート打設工』について。様々な現場で必要となるこの仕事、一体どんな仕事なんでしょうか?その内容と待遇について少しご説明していきます!
お仕事概要
土木工事現場においても建築現場においてもほとんどの場所で必要となるコンクリート建造物。そのほとんどは『型枠』という枠を造り、その中にコンクリートを流しこんで作っていきます。(型枠大工のお仕事はコチラ)
そのコンクリートは現場へミキサー車で運ばれてきて、ポンプ車というコンクリートを少し離れた場所へ流し込む特殊車両を用いて必要な場所に届けます。そのコンクリートを型枠内へ流し込み、必要な量を入れる仕事がこの仕事となります。
お仕事詳細
具体的な作業内容としてはポンプ車から圧送さえてコンクリt-が出てきますが、その出口部分が暴れないよう固定し、必要な箇所に流し込みます。それて同時にコンクリートを締固めする必要があります。コンクリートはセメント・水・砂・砂利で作られています。その為隅々までそのままでは入っていかず、空間ができてしまいます。それを防ぐためにバイブレーターという道具を用いてコンクリートの隙間を埋めていきながら端々へと流し込んでいきます。この作業がコンクリート打設作業のメインとなります。
[あればいい資格]
特に資格は要求されません。ただ現場によっては各種保険等に加入しなければ入れない場合もあり、社会保険や厚生年金加入が条件になる場合もあります。
この仕事のいいところ 覚悟すべき事
[いいところ]
経験や年齢等はほとんどの会社が不問となります。また雇用形態もアルバイト可のところや、副業での勤務可、週数回勤務OKの会社もあります。
[覚悟すべき事]
コンクリート打設の仕事は実は『土工』さんと呼ばれることもあり、要は『コンクリート打設も含めた現場作業員』として従事しなければいけません。型枠解体や掃除、その他雑務も一緒にこなす必要があります。
求人の状況
常に様々な企業が求人を出しています。慢性的な人手不足ですので、応募すればよほどのことが無い限り採用となるようです。
[お給料の目安・待遇面について]
日給制が中心です。日給1万円前後が平均で、即入居出来る寮完備のところも多数あります。寮は必要な家電も全て着いており、食事も三食あり。やる気だけ持って来てくれればOKなんて会社も多数あります。
現在平均年齢がかなり高くなっているこの職種。若い方は少なく、まずは『現場仕事に慣れたい』という未経験の方にも入り易い仕事かも知れません。また寮付の企業が多いので地方の方、大阪で働きたい方は良いきっかけになるかも知れません。