2025.02.28 仕事人(びと) 【スタッフインタビュー】-株式会社メンテック- 当たり前を守る仕事

兵庫県尼崎市に事務所を置く【株式会社メンテック】。橋梁の補修を専門にした会社です。少し特殊な仕事だからこそのやりがいがここにはあります。逆に特殊だからこその大変なことも。今回は入社1年3ヶ月になる珍しい経歴をお持ちの若きホープにお話しを聞いてきました。

 

秋元さん 26歳

 

 

 

本日は宜しくお願いします。早速ですが、メンテックさんに入社されてどれぐらいですか?
今1年と3ヶ月ぐらいになりましたかね?

 

 

その前も現場関連の仕事をされていたのですか?
いえ、全く違っていまして北海道の江差町(えさしちょう)というところで鮭やホタテを取る漁師をやっていました。

 

 

えーなかなか珍しい経歴ですね!そこからまたなぜこの仕事に就かれたのですか?
元々地元が神戸市の東灘区でして、漁師をしていたのですがいろいろ事情があって辞めて戻ることになりました。その際仕事をindeedで探していた時にメンテックの募集を見つけ面接、入社という流れになりました。

 

 

 

 

職種はまったく違う現場系、しかも橋梁関連ですね。何か思いやきっかけがあったのですか?
はい、仕事を探している時に何か特殊な仕事に就いて特殊技術を習得したいなと思っていました。その方が技術が重宝され、長く稼げるのでは?という思いがありました。

 

 

実際入ってみていかがでした?
最初は慣れるのに大変でした。仕事の流れや作業のやり方、工具の使い方とかは先輩が丁寧に教えてくれたのでさほど苦労はなかったのですが、取り扱う資材になれることが苦労しましたね。

 

 

どういった苦労でしょう?
仕事上よく使うのがエポキシ樹脂という素材でできた資材なのですが肌に触れると負けたり痒くなったりします。その資材の取り扱いが最初大変でしたね。

 

 

そうなんですね!体力的にはいかがでしたか?
正直、前職が漁師だったということもあり、体力的な大変さは感じませんでした。漁師の方がきつかったので笑

 

 

 

 

会社の雰囲気はいかがでしょう?
少数精鋭の中でやっていますので、非常にアットホームです。40代の方が多いのですがわからない事とかはめちゃくちゃ丁寧に指導してくれるので大変感謝しています。

 

 

この仕事のやりがいはなんでしょう?
私たちの仕事ってゼロから作り上げるという仕事ではありません。そこにあるもの、劣化した橋梁を復活させ安心して利用してもらえる様にする『当たり前を造る』仕事だと思います。
自分達が手掛けた橋梁を普段の生活の中で見かけたりすると、それだけでうれしくなったりします!

また、橋梁自体がキレイになって復活していく姿を見るのはやっぱり達成感がありますね。

 

 

 

 

 

これから入社される方へメッセージお願いします。
特殊な仕事の分、わからない事だらけなのは当たり前だと思います。だから未経験で不安だと思いますが、思い切って飛び込んできてほしいですね。
自分達が日々行う作業がこれからのインフラを支えていくやりがいある仕事です。思いを共有しながら共に働く仲間が来てくれること楽しみにしています。

 

 

 

普段利用していると気にもならない橋梁。その数は日本全体で73万橋あるといわれ、その内点検や補修が必要な橋が半数以上あるといわれています。まだまだ人手が足りない状況で今後間違いなく重宝されていく仕事です。実際働くスタッフも使命感を持って取り組んでいらっしゃるというのが印象的でした。気になる方はぜひ一度お話を聞いてみてください。