2024.10.01 仕事人(びと) 【棟梁とスタッフ インタビュー②】コージーハウジング株式会社

コージーハウジング株式会社で大工として、棟梁として活躍している知福さんとそのスタッフの方々。どんな思いで働き、どんな人に来てほしいのか、またこの仕事の面白いところと大変なところとは?など様々な角度からお話を聞いてきました。

 

 

 

スタッフインタビューAさん21歳

 

まだお若いですね、以前は何をされていたのですか

ここに入ってまだ1年半ぐらいです。前職はありません。学校を卒業して大工として就職しました。

 

 

 

大工になろうと思われたきっかけとかありましたか?

元々モノづくりの現場で『職人になりたい』という思いがありました。実際いろいろ調べたり、見たりしていると家を建てる大工ってかっこいいな!と思うようになり、いつしか憧れる様になりました。『自分もあんな風になりたい』と思い、大工の世界に飛び込んでみました。

 

 

 

実際飛び込んでみてどうでしたか?想像と違う事とかありましたか?

『こんなはずじゃなかった』という事は特にありませんね笑。親方もすごく優しく教えてくれますし、楽しく働かせてもらっています。ただ覚える事、身につけなければいけない事は山ほどあります笑。すぐに一人前になれる世界ではないな、というのは身をもって感じたところです。

 

 

その他大変なところはありますか?

うーん、特に重量物の持ち運びが多いとか、力がないとできない仕事とかではないので、体力的にキツイと行くことはさほどありません。まあただやっぱりキツイのは夏場ですかね・・・。空調服もいただくのですが、とにかく暑い笑。こまめに水分補給をしないと熱中症になりそうなので、そこは大変でした。

 

 

今後はどんな大工になりたいですか?

早くいろいろな仕事を覚えて一人前になりたいですね。誰にも頼らず、一棟仕上げる、今度は僕が下の子を育てていく。そうなって初めて一人前かなと思います。それにはまだまだ覚える事、経験値が足りません。しっかり現場経験を積んで大工として成長していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

棟梁 知福さん

 

 

やっぱり夏場は厳しいですか?

そうですね、ここ数年は10年前、20年前の夏とは全く違います。『暑いのは当たり前』なんて思っていると命の危険性すらあります。だから常に水分を取りながら、こまめな休息をして体を休めながら作業を進めていく必要がありますね。

 

残業は結構多いですか

もちろん工程によっては残業をせざるを得ないこともありますが、基本は『パッとやってパッと帰りたい』タイプです笑。ですので時には時間よりも早く帰ることもあります。その辺は工程を見てにはなりますが、できれば残業はしたくない主義でしない方針です。

 

 

スタッフに求める事はありますか

何かしら現場経験があると馴染みやすいかなとは思います。工具の名称や使い方等は理解いただいていると思いますので、それだけでもだいぶ違います。大工としての経験があればもちろんいいですが、なくても大丈夫です。試用期間内で仕事の内容や職場の雰囲気を見ながら決めてくれればいいので、まずは気軽に問い合わせして欲しいですね。

 

最後に求職者さんに一言お願いします。

建設業界全体にいえる事ですが、現在職人は非常に不足しています。それは大工も同じことです。大工の仕事って家を建てる事から内装工事までそのほとんどを手掛けます。覚えること、やることは確かに多いですがその分習得すれば重宝される事間違いなしです。

 

 

職人不足は今後も続くと思いますが、スキルアップを目指す方にとっては今が逆に大チャンスです。そのチャンスをつかみに来てくれればうれしいです。

 

知福棟梁はとにかく丁寧に指導をしてくれるのだとか。これからを担う大工を育てていきたいという思いをお持ちの棟梁の基で大工という仕事をやっていきませんか?