【どんな仕事やねん!?】第12弾となる今回は「施工管理」。現場で働く職人さんとは少し色合いが違う仕事ではありますが、職人としての経験が活かされることも多いのも事実。また現場で常に接しますので『施工管理に興味がある』という方も多いのではないでしょうか?今回はそんな仕事の内容と求人状況を少しご説明。
お仕事概要
現場での作業や工程が円滑に進むよう様々な業務にあたる仕事です。『これさえやっておけばOK』という事はありません。『どうすれば無駄なく、無事故で現場が終了するか』を考え行動する仕事となります。
お仕事詳細
現場を進めるための仕事、段取りは全て行う必要があります。まずは施主さんとの打合せ、設計士との打合せ、それに伴い職人さんとの打合せなど、とにかく打合せを行います。また打合せた内容を基に工程を組み、工程に合わせて資材や職人さんの段取りを行います。
また近隣やそこにお住まいの住人さんへの説明なども必要です。現場を動かすには様々な人とモノが絡み合いますので、それぞれの意見や主張を組みながら上手く現場を動かしていく必要があります。
現場がスタートすれば、工程通りに進むよう、職人さんへの指示、新着状況の確認などを行います。また突発的なアクシデントにも対応しながら安全に留意しながら現場を進めていきます。施工管理はいわば司令塔になります。状況を判断しながら的確に指示していくことが大切です。
また、残材の処理や養生等細かな雑作業を行うこともあります。
[あればいい資格]
有れば良いのは施工管理技士ですが、国家資格ですのでカンタンには取得できません。2級と1級がありますが、特に一級は実務経験も必要なため、かなり重宝される資格です。
この仕事のいいところ 覚悟すべき事
[いいところ]
体力勝負ではありませんので、男性のみならず、女性も活躍ができます。また年齢関係なく、中高年の方でも活躍できる職種です。
施工管理技士の資格が取得すればかなり有利で、より収入も大きくなります。
[覚悟すべき事]
気を使い、頭を使わないとできない仕事です。『これだけやっておけばOK』ということはなく、パソコン操作から協調性、リーダーシップ等様々なスキルが必要となります。
こんな方にオススメの仕事です!
◎リーダーとして現場を動かしたい方
◎人をまとめるポジションにつきたい方
[求人の状況]
施工管理の求人は豊富にあります。常に求人を出している企業も。また条件等にもよりますが、大手ゼネコンや有名ハウスメーカー等に中途採用にて入社できることもあるようです。
『未経験歓迎』『職人経験ある方歓迎』等の求人もあります。自分に合った職場をぜひ見つけてください。
[お給料の目安・待遇面について]
ほとんどが月給制となります。さらに賞与や各種手当等も用意されている求人が多いです。正社員雇用ですので社会保険等もしっかり完備されています。
お給料はこれまでの経験や実績、資格によってかなり差があります。経験、資格共に優れていれば年収1000万円程度になる事もあります。
現場を指示する立場ですので大変な事も多い仕事ですが、経験と資格を積んでいく事でお給料もポジションも確実に上がっていく職種です。ぜひ挑戦してみてください!