なぜ若手は建設業に入ってこないのか?

──誰も語らない“3つの本質理由”──
「若手が入ってこない」「応募がゼロだ」「定着しない」
建設会社の社長から、こうした声を聞く機会は年々増えています。
国や行政も「担い手確保」を掲げていますが、現場の体感としては逆行しているように見える方も多いのではないでしょうか。
では、なぜ若手は建設業を選ばないのか。
そこには 表面的な理由ではなく“構造的な本質理由”が3つ あります。
この3つを理解し対策することが、これからの採用において絶対に欠かせません。
①「比較対象」が変わった──他業種が建設業を追い抜いた
20年前、若者が選ぶ仕事の選択肢は今ほど多くありませんでした。
しかし、現代の若手はまったく別の世界で職業選択をしています。
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配送・軽作業・倉庫系の仕事
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喫茶・カフェ・飲食の柔軟シフト
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IT・軽デスクワーク
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物流系の高時給バイト
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キャリアアップ制度の整ったサービス業
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研修制度が丁寧な大手チェーン店
つまり、「誰でもできる・リスクが低い・時給が高い・人間関係が安定」
という業界が増え、建設業の相対的な魅力が下がっているのです。
特に彼らは、
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上司との相性
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現場の雰囲気
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休日の取りやすさ
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段階的なスキルアップ
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労災リスクの少なさ
を重視します。
建設業の“頑張れば稼げる”という価値観は、今の若者には刺さりません。
「頑張らなくても最低限稼げる仕事が増えた」
これがまず大きな理由です。
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② 情報格差によって「リアル」が伝わっていない
現場を経験している人からすれば、
「建設業にはやりがいがあるし、意外と稼げる」
「手に職がつくし、一生仕事に困らない」
というのは当たり前の認識です。
しかし若者の情報源は、
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TikTok
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YouTube
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X(旧Twitter)
が中心です
ここで建設業の情報はどう扱われているでしょうか?
・キツい
・怖い
・怒られる
・休めない
・古い体質
こんなイメージが先行してしまっているのが現実です。
さらに、建設業界は
積極的に情報発信してこなかった“情報弱者”産業
とも言えます。
若者は「知らない仕事は選ばない」。
つまり建設業は
そもそもスタートラインに立てていない
という構造的な問題を抱えています。
SNSで発信できている企業ほど応募が増えているのは、
まさにこの「情報格差」が埋まっているからです。
③ “未来が見えない”という不安
若者は「将来どうなるか」を非常に重視します。
建設業は手に職がつくにも関わらず、
若手からは 将来像が見えづらい という印象を持たれています。
例えば…
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いつ給料が上がるのか
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どのくらいで一人前なのか
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資格取得で何が変わるのか
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キャリアルートが不透明
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親方・上司が忙しく説明できない
結果として、
“何年後にどんな自分になっているか?”
がイメージできず応募を避けてしまうのです。
実際、多くの会社では
社内キャリア設計が言語化されていない
という現実があります。
他業界は「3年後にはチーフ」「5年後には主任」などのキャリアモデルを見せるのが当たり前です。
建設業にも同様の キャリア可視化 が求められています。
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