2020.06.20 どんな仕事やねん!? 【どんな仕事やねん!?】その1 足場鳶の仕事とその内容とは?

今回から始まりました【どんな仕事やねん!?】では詳しく仕事内容やその作業方法、特徴等をご説明。これから転職される方、現場経験が無い方向けに参考になればと思います!第一回目の今回は『現場の花形』と言われる【足場鳶】とお仕事についてご紹介!

お仕事概要

足場鳶とはその名の通り、足場材の組立・解体工事。新築・改修・解体工事現場はもとより、建築・土木工事ともに必要な工事で建設現場には無くてはならない仕事です。仕事は何かを残したりするものではありません。あくまで『仮設工事』。要は現場で作業をする様々な職人さん(塗装職人や補修工等)の作業用足場を造るのが仕事となります。現場が終われば解体工事も行います。

 

お仕事詳細

仕事は一人では行えません。仲間と共にチームで仕事を行います。現場の大きさ、作業工程にもよりますが、3名以上で作業する事がほとんどです。足場資材も様々な種類があり、カチコミ、枠足場、最近では次世代足場が主流になりつつあります。次世代足場とは、これまでの様々な規格に対応した部材で、軽量コンパクト化された足場材の事です。

 

足場材は現場によって用途が異なります。足場の仕事は安全を第一に『スピード』が求められる仕事です。どれだけ早く作業を確実に行えるかが職人の技術の見せどころです。一人だけで急いでも仕事は効率よく進みません。仲間とのチームワーク、呼吸を合わせて作業をすることが大切です。職長と言われる『現場リーダー』を筆頭に指示を仰ぎながら『次の作業を頭に入れて動く』事が大切です。仕事は基本昼間に行います。夜勤を伴う事がほとんどありません。また雨も関係無く仕事があります。資材を持っている会社では資材置場での積込みや積み下ろし作業を伴う場合もあります。

この仕事のいいところ 覚悟すべき事

現在足場職人を取り巻く現状としては『慢性的な人不足』となっています。その為外国人労働者も多く、若いスタッフが少ない状況です。離職率が高いのも特徴と言えるでしょう。

 

[いいところ]

仕事を覚えてしまえば若くてもドンドン昇給させてくれる職場が多数あります。また現場で指揮を執る職長になれば、職長手当や歩合給をくれる事も!独立も可能です!

 

[覚悟すべき事]

慣れてくると力の入れ方や抜き方がわかってくるので楽に作業ができますが、覚えるまでは体力的にはきついです。また現在は玉掛けはもちろん、ハーネスや足場主任等の資格も取得しなければいけません。材料や工具の名称も多く、未経験者の方は最初覚えることが多いのも覚悟しておいて下さい。

 

 

こんな方にオススメの仕事です!

◎若いうちからとにかく稼ぎたい!

◎体力には自信がある!

◎いつか独立を考えている

 

求人の状況

前述したように、現在足場職人は慢性的な人手不足に陥っています。その為、たくさんの求人が常に出ている状況です。これまで経験が無い方、職を転々とされてきた方でも比較的スグに採用してくれる事がほとんどです。

 

 

お給料の目安・待遇面について

日給は未経験で1万円~12000円位。経験者だと日給12000円以上が中心に掲載中です。

また最近は社会保険がないて入れない現場も多く、社会保険を完備している会社も増加中です。

 

足場求人情報はコチラ

 

 

いかがでしたか?『足場職人ってなんかかっこいい!』と思われている方もいらっしゃると思います。確かに大きな建物の高所部で颯爽と仕事をする姿は本当にかっこいいです。でもその分危険も伴う仕事です。安全を第一に考えながら、一流の職人を目指してください!