あまり馴染みのない『下水道管維持管理』というオシゴト。実際はどんな内容の仕事なのか、どのような作業をしているのかを現場で見せていただきました。その内容は以外と多岐にわたる様です。今回は同じく東大阪に事務所がある株式会社マントクさんのお仕事現場にお邪魔させていただきました。
2023年7月某日、東大阪市の管理する公園内。工事部長の河野さんは『ここの維持管理、要は清掃業務を行います』とのことでした。
「私たちの『下水道管の中の仕事ばかりでは?』と思われがちですが、実はこういった公共施設内や公園内の水路、ゴルフ場の池などの清掃業務も多いんです」とのこと。『その年の仕事内容にもよりますが、半分ぐらいはこういった施設内での作業で、残り半分が下水管の仕事ですかね』と河野部長がお話してくれました。
本日の仕事は既にある程度水を抜き取った状態の水路内に生えている雑草や苔を除去する作業となります。高圧洗浄を搭載した専用の車を横づけし、水圧にて汚れを取っていきます。
岩や壁面等を中心に洗浄ガンを当てていきます。それと同時に手で抜き取れるゴミや草をむしり、除去していきます。
「土がたまっているように見えますが、これは取り除かないのですか」と尋ねると「この土は実はあえて敷き詰めてあるんです」という事。土には虫が発生しにくい様に薬が入っているのだとか。だから土はそのままにしておいて、汚れのみを取り除く作業をしてくそうです。
作業を繰り返し行い、少しずつ前へ進めていくのだとか。完了すれば水を入れ、いつものキレイな公園になります。景観を保つためにはこういった作業は必要不可欠なんですね。
キレイになった河川には野鳥が戻ってきました
人々の日常の「当たり前」を根底で支える仕事。下水道管維持管理スタッフ。興味ある方はぜひ募集要項をチェックしてみてください!