2023.07.25 会社探訪 下水道管維持管理という仕事はアナタの安定を約束してくれる仕事です ~株式会社マルジュウ 常務取締役 岡村さん~

株式会社マルジュウは大阪府茨木市にある会社。主に下水道管の清掃や修繕、調査業務を請け負っている会社です。

現在マルジュウでは『下水道維持管理スタッフ』を募集中。あまり聞きなじみのない仕事ですが、どんな仕事なのか、その作業内容等について常務取締役の岡村さんにお話しを聞いてきました。

 

 

今回募集中の『下水道維持管理』という職種ですが、主にはどんな仕事になるのですか?

岡村常務(以下:岡村)

一言には難しいんですが、下水道管の調査を行い、汚れていれば清掃をし、欠陥があれば修復、修繕を行う仕事となります。それぞれ担当が分かれているのではなく、すべての作業に従事いただきます。ですので日によって作業内容は異なります。

 

 

要は配管が快適に機能し続けるようにする仕事という事ですか

岡村:

その通りです。大阪の下水配管は古くは70年以上前から使用されているものもあります。管自体がすでに耐久年数が過ぎているものも多数あるのですが、実際は取り換え作業が間に合っていません。とはいえ、日々必要となるインフラ設備ですので、何事もなく、快適に皆さんに利用いただけるようにしていくのが私たちの仕事となります。

 

 

清掃・調査・修繕の作業とは具体的にどんなものでしょう

岡村:

基本的にはどの作業もマンホールを開けての作業となります。管を掘り起こしたりする作業はありません。配管サイズは人間が入れる、よく映画とかで犯人が走ったりしている(笑)あんな大きなのは稀で、ほとんどは人間が入ることができません。そんな配管内の調査は胃カメラのような専門のカメラで調査し、清掃は高圧洗浄で清掃し、修繕も機械を挿入して修繕というカタチになります。

 

 

なるほど、下水管という事は公共工事がメイン?

岡村:

それが実は公共工事ばかりではないんです。もちろん公共の工事もあるのですが、民間工事もあります。一つは大手ゼネコンからの依頼によるもの。宅地開発した大型の造成地に新設に下水管を布設します。その配管の中がどのようになっているか、しっかり機能するかを私たちが調査し、提出する義務があります。そのような仕事もあります。特に当社はこのゼネコンからの依頼も多いのが特徴です

また、大型商業施設、駅等の複合施設内の定期点検や緊急修繕なんかも行っていますので結構多岐にわたります。

 

 

現場の場所は大阪ばかりでしょうか?

岡村:

大阪がメインとはなりますが、地方に行く場合もあります。出張を伴うという事はあまりありませんが、県外での作業があることもあります。

 

 

この仕事をするにあたり必要なスキル等はありますか?

岡村:

特にはありません。ただできれば4tが運転できる中型免許があればうれしいです。なくても普通自動車免許は必須でお願いしています。それ以外には異業種からの転職、全くの未経験者でも問題ありません。

 

どんな方に来てほしい、そんな希望があれば教えてください

岡村:

この仕事の特徴は『景気に左右されにくく安定して仕事がある』事だと思います。インフラ設備事業ですのでこの仕事がなくなることはあり得ません。

 

一度身につけた技術と各種資格は一生の稼ぎを約束してくれるものになるはずです。『手に職をつけたい』『人々の役に立つ仕事に就きたい』そんな思いがある方と一緒に仕事をしたいですね。

 

 

普通自動車免許さえあれば経験は一切問わない。という同社。もちろん学歴も一切不問とのこと。実際、前職が塾の講師だったり、不動産営業だったスタッフも在籍しているのだとか。当たり前に使っている上下水道が日々快適に利用できるよう下支えするこの仕事。やりがいは大きいのは間違いありません。