2019.03.11 仕事人(びと) 仕事人(びと)第一回 株式会社勝建 -大阪市平野区-

仕事人(びと)第一回 株式会社勝建 -大阪市平野区-

実際の現場を取材し、そこで働く人をクローズアップしてお送りする[仕事人(びと)]。第一回目の今回は軽天・ボード工事を行う、株式会社勝建さんを取材しました。

2019年3月某日。大阪市内の中心部になる新築オフィスビルの工事現場では8名のスタッフが各階に別れて作業にあっていました。現場内部にお邪魔すると、そこはまだ電気設備も整っていない為、仮設電気のみを頼りに作業するスタッフ達がいました。コンクリートの臭いが立ち込める現場内で黙々と自分に与えられた作業を行っています。

軽天ボード工はその名の通り、軽量鉄骨下地で骨組みを作っていき、その上に石膏ボードは貼り付け天井や壁を作っていく仕事になります。基本的な流れとしては下地作成⇒ボード貼りの順番で作業を行います。お邪魔した時はボードを貼りつける作業を各階のスタッフ共行っていました。

 

ボードサイズは基本は約900×1800。重さは1枚10kg程度になります。それを施工した下地にビス止めで順番に貼りつけていきます。ボードサイズ通りにいかない箇所は寸法を測り、ボードを切ってはめ込んでいきます。その繰り返しで作業を進めていきます。

現場では若い職人さんから年配の方まで様々な年齢層の方が作業に従事していました。中には16歳のスタッフも!『まだまだこれからなんですが、少しずつ仕事を覚えて1人前になりたいんです』と話してくれました。代表取締役の勝嶌社長は、『今から仕事を覚えておくと絶対に将来大きな財産になる。2025年までは仕事が切れることはないでしょう。その後の動向はわかりませんが、職人が減少していく事は間違いありません。そうなれば今のうち技術を身につけておく事こそが重宝される職人になれるチャンスでもあるんです』とのこと。

株式会社勝建ではまだまだ仕事量、現場数があるのだとか。若いスタッフを発掘し、育て、独立も支援してくれる。『まだまだ人は募集中なんです』という。そんな株式会社勝建で日々作業をやりながら一流の技術を身につけませんか?

 

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各階のスタッフの皆さんラジオやお気に入りの音楽を掛けながら作業をされていました。与えられた仕事をこなしながら時折笑顔がみえ、スタッフ同士の仲の良さも垣間見れました。