第五弾となる【どんな仕事やねん!?】では『型枠大工』についてご説明!これから転職される方、現場経験が無い方向けに参考になればと思います!普通の大工とはどこが違うの?
お仕事概要
『型枠大工』とは一般の『大工』と仕事の内容、現場から全てが異なります。一般の大工は木造住宅を建てて行きますが、型枠大工とはコンクリート建造物を作っていく仕事です。厳密にはコンクリートを流し込む『型枠』を製作し組み立てる仕事となります。
お仕事詳細
型枠大工の仕事にも二種類あり、土木と建築の別れています。
①建築系の型枠大工
ビルやマンション、ホテル等の大型建築物の躯体工事となります。
②土木系の型枠大工
橋、橋脚、トンネルなど、土木工事現場での仕事となります。
どちらの仕事も建造物のカタチを担う重要な仕事です。『これぐらいでええか』といういい加減な仕事は許されません。型枠大工が図面を立体的に造り出すしていきます。基本的な仕事の流れは図面から寸法を出して型枠を製作する⇒製作した型枠を所定の位置に設置し組み上げる⇒完成したらコンクリートの流し込み⇒コンクリートが固まったら型枠のバラシとなります。
(コンクリート流し込みは『コンクリート打設工』、型枠のバラシは『型枠解体工』が対応する事もあります)
[あればいい資格]
・玉掛け
・型枠支保工
・型枠施工技能士等
この仕事のいいところ 覚悟すべき事
[いいところ]
現在人手不足が深刻な仕事です。にもかかわらず無くなる事が無い仕事でもあります。ですので技術を身に付ければ大変重宝される仕事です。
[覚悟すべき事]
基本、屋外での作業となりますので、夏は暑く、冬は寒いです。また雨天時でも作業を行う事も。ある程度の体力は必要です。また技術を習得するのに数年はかかります。コツコツと頑張る気持ちが大切です。
こんな方にオススメの仕事です!
◎一生モノの技術を習得したい方
◎長期でしっかり働きたい方
◎モノづくりが好き!という方
[求人の状況]
型枠大工は慢性的な人不足です。特に高齢化に伴い若い、新たな力を欲しがっている企業が多い状況です。また社長自らが職人として現場に出ている個人経営の会社も多く見受けられます。
[お給料の目安・待遇面について]
日給は1万円~が平均です。社長との距離が近い会社も多く、昇給は成長がみえれば即あり!なんて所もたくさんあります。最近は現場に入るのに必要な社会保険や雇用保険など、各種保険完備!なんて会社も増えています。
型枠大工は大きな建物や大型建造物を造る事も多い仕事。街のランドマークや国家プロジェクトに携わる事もある、とてもダイナミックな仕事です!『あれオレが造ったんや』なんて家族や恋人に自慢できる事も!自分の仕事が後世に長く残っていくのでとてもやりがいある仕事です!